Roald Dahlの名作、MATILDAを読んだ

洋書多読

イギリスの有名な児童作家であるRoald DahlのMatildaを読み終えました。実は以前チャレンジして知らない単語が多すぎて諦めた経験があったのですが、今回はしっかり最後まで1週間で読み終えました。

DARLらしいぶっ飛んだ内容で、イギリス人はみんな子供の頃に読んでいると言われるだけあるなと思いました。そういえば読書があまり好きではない娘も、日本語訳のマチルダはあっという間に読み終えていました。

著者 総語数 YL ATOS 個人的評価
ROALD DAHL 40009 5.2 5.0 4.1
※YL(読みやすさレベル)とはSSS英語多読研究会が、ATOSとは米国RENAISSANCEが定めたブックレベルのことです。

作中に出てきたイディオム

パッと見て意味が取りにくいのがイディオムの特徴ですが、何度も洋書を読んでると、初見でも不思議とこのセンテンスはなにか特有の意味があるな・・・とわかるようになってきました。

  • No prizes for guessing : 火を見るより明らか
  • I wouldn’t dream of ~ : ~するなんて夢にも思わない
  • Go to Blazes : くたばっちまえ
  • Dash it all : ちくしょう
  • Go the whole hog : 徹底的にとことんまでやる
  • Off one’s rocker : 頭がおかしい 
  • round the bend : 気が狂う
  • make oneself scarce :(人前から)姿を消す、いなくなる

知らない単語の多くは文句だった

作中ではどうしようもない両親とMatildaが通う学校の校長による超絶ハラスメントによりMatildaや他の生徒達は苦しめられます。その際の表現が非常に多彩で、多くの知らない単語にふれることが出来たのはこのおかげ?でもありました。

brat(悪ガキ) / cesspool(下水)/ cocky(うぬぼれた) / coarse(粗末な) / crookery(心の曲がった) / daft(ばかな)/ fester(ただれる)/ filth(汚物)/ flabby(たるんだ)/ fleabitten(ノミに食われた)/ fungus(菌類)/ gormless(頭の悪い)gumboil(歯肉下膿瘍)/ half-witted(まぬけな)/ idiocy(白痴)/ malicious(悪意のある)/ maniac(狂気の)/ midget(小さい人)/ murky(陰気な)/ nauseating(ぞっとするほど嫌な)/ nitwit(ばか)/ rant(喚く)/ ratty(ネズミのような)/ scowl(しかめっ面する)/ tigress(残忍な女)/ titchy(ちっぽけな)/ twerp(くだらない男)/ twit(なじる)/ vile(下劣な)/ wart(いぼ)

Trunchbull
Trunchbull

You festering gumboil! You fleabitten fungus!
(お前なんか、ただれた歯肉下膿瘍だ!ノミに食われた細菌類だ!)

・・・とまぁ、このように小学生が言いそうな文句を校長自ら頻繁に口にします。こういう言葉が恐らく小学生受けするんだろうなとは思います。表現として勉強にはなるのですが、実際に使うことはないなと思いました(笑)

Kindleでためし読みしてみましょう

なんとKindle版では絵がカラーになっていますね!

Audiobookもあります

著者
Roald Dahl
ナレーター
Kate Winslet
再生時間
4 時間 18 分
僕は日本語のAudiobookは聞くのが苦痛でしたが、Audible (オーディブル) で英語を聞いている時はなぜか苦痛ではありませんでした。勉強してるっていう気持ちになっているせいかもしれませんね。
Kate Winslet

Audiobookでは映画タイタニックで有名なKate Winsletがナレーションしてくれます。Small Stepsのほうはちょうどよい速さだったのですが、Matiladaはかなり速いのでまだ僕にはまだ厳しかったです。サンプルを聞いて確認することをおすすめいたします。

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