The Talented Mr. Ripley

洋書多読

リプリーという大好きな映画の原作にあたる「The Talented Mr. Ripley」を読んだ。この映画は本当に大好きで何度も見ました。そのため登場人物をイメージしやすく、一般的な洋書にも関わらずそれほど苦労することもなく読むことが出来ました。

児童書以外の一般ペーパーバックを読んだのはこれが3冊目です。
読めないと決めつけていた大人向けの洋書に対して、少しずつ抵抗がなくなってきた気がします。

これを読み終えて感じたのは、やはりストーリーを知っていることは読み進めるのに大きな助けになるということでした。今後も好きな映画の原著にどんどんトライしていきたいと思えるような経験となりました。

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この本の魅力

この本の魅力は、なんと言っても「嘘」にあると思います。主人公のトムがディッキーになりすまして生活を続けるという状況が、物語全体に緊張感を与えています。スマホでビデオチャットできる現代ではまず不可能な嘘ですが、1950年代の物語ではあり得る話です。

この時代の主なコミュニケーションツールは手紙です。トムは持ち前の模倣力でディッキーの文体をそっくりそのままコピーし、ディッキーの両親や恋人マージに彼が生きてると思わせるため、何度も手紙でやり取りします。

これがいつバレるか、と読んでいてハラハラします。トムの顔をトムとして認識している人、ディッキーとして認識している人、その間をギリギリのところで行き来するところが面白いのです。また、トム本人の持つ不安定で歪んだ性格と人間離れした感情の無さに恐怖を感じます。

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Audiobook

著者
Patricia Highsmith
ナレーター
David Menkin
再生時間
9 時間
僕は日本語のAudiobookは聞くのが苦痛でしたが、Audible (オーディブル) で英語を聞いている時はなぜか苦痛ではありませんでした。勉強してるっていう気持ちになっているせいかもしれませんね。

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