最近Twilight Sagaシリーズを手に入れたので読み始めました。1冊あたり約600ページ、Breaking downはハードカバーで800P近くある。こういった本が4冊、かなりの量ですが、最近はあまり考えることなく面白ければ読む、逆に面白くなければ読まない、という至極当然な理由で本を手に取ることが多いです。
ここまでくれば、通常の読書とあまり変わりません。かといって日本語と同レベルで読めるかと言えば、そこはまだまだ劣ります。しかし、この2冊を3週間ほどで読み切ったのは、ある程度は自分がハマれる面白さがあったのだと思います。
その中身は恋愛もの?
ヴァンパイアや狼男が出てくるファンタジー要素たっぷりのTwilightシリーズですが、その中身は驚くほどまっとうな恋愛小説でした。ヴァンパイアの能力を魅せる場面やバトルシーンなどもありますが、その殆どは女子高生の初恋を描いたプラトニックな内容でした。
人間とヴァンパイアの禁じられた恋を主人公であるBella Swanの視点から余す所なく描ききっています。視点がBellaから他人へ移ることはなく、わがままで不安定なBellaの内面ばかり描かれるので、EdwardやJacobの視点も欲しいと思うこともありました。
批判的な内容のYoutube動画を発見
この人は動画内でTwilightの2作目をこき下ろしているのですが、言ってることはよくわかります。途中から全く同じ気持ちでした。なんで最後まで読み切れたかというと、主人公の陰鬱な気持ちにイライラしていたからなんですよね。それはつまり、ストーリーに没頭していたということでもあります。
物語にのめり込めたということは、それだけの筆力がやはりStephenie Meyerにはあるということなのでしょう。読む人を選ぶ本かもしれませんが、恋愛小説の大好きな女性には超絶イケメン吸血鬼と相思相愛、というシチュエーションにたまらないものを感じるのかもしれません。
残り2冊に期待
ここまでは正直、動きが少なすぎて読んでいて退屈になることが多かったですが、残り2冊は大きく動く展開になりそうに感じています。パラッとめくった感じでは、Breaking downでは他の人の視点でも書かれているようなので、そこは楽しみな点でもあります。