There’s a Boy in the Girls’ Bathroom は Holesで有名なLouis Sacharの作品です。
この本は非常に読みやすいです。多読でPersosn English ReadersのLV6のあたりが普通に読めるようになったら、次に読む本としてピッタリだと思います。
この本の概要
著者 | 総語数 | YL | ATOS | 個人的評価 |
Louis Sachar | 36150 | 4.4 | 3.4 | [star rate=”4.0″ max=”5″ number=”1″] |
ストーリー
小学5年生のBradley Chalkersはいつもみんなが嫌がる意地悪をします。そのため彼の周りには誰も近寄ろうとしません。担任のMrs. Ebbel先生すらそれを認めているような状態です。
そんな友達のいないBradleyに2つの転機が訪れます。それは転校生であるJeffとの出会い、カウンセラーのCarlaとの出会いでした。
Jeffとの出会いとその後の展開は、はっきり言ってひどいものでした。BradleyはJeffを完全に支配下に置こうとして失敗します。Jeff自身も調子に乗って失敗します。まぁ、子供というものは皆やらかしてしまいますよね。
最初のうちはCarlaとの素晴らしい出会いにも全く心を開こうとしませんでした。しかし、Jeffと違い彼女は当たり前ですが大人でした、付け加えるならMrs. Ebbelよりもです。
長い孤独の末、凝り固まったBradleyの精神は、Carlaの揺るぎない愛情のこもったコミュニケーションで少しずつ溶け、徐々に二人の間の空気も和らいでいくのでした・・・。
勉強になったイディオム
He’s afraid to tell on me, he decided. He knows if he tells on me, I’ll punch his face in! He laughed to himself.
Sachar, Louis. There’s a Boy in the Girls’ Bathroom (p.6). Bloomsbury Publishing. Kindle 版.
tell on someone :(人)のことを言いつける
But as he stared at the shirt he realized that it was made to look that way, on purpose.
Sachar, Louis. There’s a Boy in the Girls’ Bathroom (pp.36-37). Bloomsbury Publishing. Kindle 版.
on purpose : わざと、意図的に
Then he tore it in half and dropped it in the wastepaper basket next to Mrs. Ebbel’s desk.
Sachar, Louis. There’s a Boy in the Girls’ Bathroom (p.117). Bloomsbury Publishing. Kindle 版.
tore は tear の過去形。tearは名詞で「涙」、動詞で「引き裂く」という意味。
tell on someone / on purpose / tore などは何度も登場するので楽に覚えることができました。こういうふうに感情と一緒に使用されてるのを見ると、覚えやすいような気がします。
オーディオブックを聞いてみよう
僕は日本語のAudiobookは聞くのが苦痛でしたが、Audible (オーディブル) で英語を聞いている時はなぜか苦痛ではありませんでした。勉強してるっていう気持ちになっているせいかもしれませんね。購入前にサンプルを読んでみましょう
冒頭にも書きましたが、本当に読みやすい本なので、一番最初のペーパーバックとしては超おすすめだと思います。