ORCを3週間使ってみて

Published / 2020年2月5日
英語学習
ORCを3週間使ってみて

小学5年生の娘がORC(Oxford Reading Club)を使い始めて3週間が経過しました。これまで使用して気づいたことなどをレビューしてみたいと思います。

主にORTのLevel.2をやってました

これまで娘の反応

まぁ毎日とりあえずやってる感じ。時々僕も一緒に読んだりもしている。さすがにOxford Reading Treeはわかりやすく、単語の意味も日本語を介さずに理解しているように思える。

ただし、少し飽きはじめてるように思える節があるので、いつもと違う本を一緒に読むなど、飽きさせないための努力は必要。瞬間英作文のように毎回テストしているようなゲーム感覚がないのでダレるのかもしれない。

とにかく、終わった後に楽しかったという体験がないと続かないだろう、というのがこれまでの娘の反応を見て感じたことです。

単語の習得には効果が高い

先日、shedという単語を読んでいてふと確認してみたら、この小屋のことだよと絵を指しながら言ってました。こうして知らなかった単語を実際にストーリー上の絵の中に何度も登場させることで、勝手に覚えるというのは理想的な覚え方だなと感心しました。

ORTシリーズは最初に本を読む前に、WarmUpでこのように単語を当てるゲームがあります。これらの単語はこの本で登場する単語です。

事前にこうして単語に触れさせ、読み始めて文章中にそれらを目にして、最後のまとめテストのようなもので再度スペルを確認する、という流れになっています。実際は5段階に分かれているので、同じ単語を何度も目にします。

こういう仕組みはしっかり取り組めば効果は高いと思います。

何度も読むかというと微妙

これはORCの問題ではなく、こういうデジタル読書全般に言えるのかもしれませんが、とにかく量が多すぎて、何度も同じものを読むということはないだろうなと思っています。

どんどん先に進めたいと子供は感じているので、同じ本を読みまくって文章や言い回しを覚えてしまった!わたしのお気に入りの絵本!というものにはなり得ないのだろうなと、そこだけは残念に思いました。

語学にこれだけやってればというのはない

これは自分で勉強していても強く感じることですが、例えば多読さえやっていれば良いということはないと思います。幼児期であればともかく、論理的思考が身についた段階であればどうしても、単語や文法を覚えたほうが効率良いところはあります。

子供に英語を身につけさせてあげたい親として、常に試行錯誤して新しいアイデアを考えたり、子供をよく観察してつまらなそうだったら何かを改善する必要がある、と考えなければならないと思いました。

特にうちの娘はなんでも楽をしようとする傾向があるので(笑)楽しく継続できる仕組みは考えてあげる必要があると思います。


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