Charlie and the chocolate factory

Published / 2020年1月15日
読んだ本
Charlie and the chocolate factory

Charlie And The Chocolate Factory」はジョニー・デップ主演の映画で有名な「チャーリーとチョコレート工場」の原作であり、有名な児童作家であるRoald Dahlの代表作です。

内容はブッ飛んでいる、という表現がピッタリな作品でした。子供の頃、こんなお菓子があったら良いな…永遠に味の出続けるガムや、絶対に無くならないアメが欲しい!なんて考えたことありますか?

このお話の中ではそういった、子供の頃あったら良いな~というお菓子がいっぱい登場します。スウィーツを断っている人にはヨダレが出る内容かもしれません。もちろん、英語の多読教材としてもオススメできるものですよ。

おおまかなストーリー

チャーリーはとても貧しい家庭で生活しています。お父さんは歯磨き粉を作る工場で働いているのですが、給料が低く、互いの祖父祖母を合わせた7人家族を支えるのに精一杯でした。

当然食べ物はキャベツのスープばかりで、お菓子なんか食べられるはずもありません。同級生たちが毎日食べている 「Wonka bar」というチョコレートバーを 、チャーリーは誕生日に一つだけ買ってもらうことが出来ました。

チャーリーはいつもおじいさん達からこのWonka Barを作っている工場の話を聞かされていました。このWonkaという人物がいかにミステリアスで偉大な人物か、祖父のJoeはよく語ってくれました。

そんなある日、そのチョコレート工場から驚きの発表があります・・・

The Oompa-Loompasの詩

物語の途中で、Wonkaの言うことを聞かない愚かな人たちが痛い目にあいます。そのたびにOompa-Loompasという小人たちが歌を歌うのですが、その内容がいまいち掴めませんでした。

書いてある文法はわかるのですが、その本来伝わってくるであろうニュアンスがうまく読み取れなかったのです。単に訳してもわからない場合は、日本語訳を見たほうがよいのかもしれません。

単語や表現など

気になった単語や表現も多くありました。今までの英語学習は、たいていビジネスだったり、英会話だったり、綺麗なオフィスや街での内容が多いものでした。

そのため、ぬかるみやジャングル、水中、などのシチュエーションで使われるであろう単語にはどうしても見慣れないものです。ましてやチョコレートの中を泳ぐなど・・・。

treacle糖蜜(とうみつ)
luscious(甘くて)おいしい、香りがよい、とても心地よい、快適な
indignantly憤然として、腹を立てて
mischievousいたずら好きな、わんぱくな、ちゃめっ気のある
liable(法律上)責を負うべきで、責任があって
torpedo水雷、魚雷、信号雷管、シビレエイ
shriekキャッと言う、金切り声を出す

イラストが素晴らしい

ロアルド・ダールと共作でイラストを担当しているクェンティン・ブレイク(Quentin Blake)のイラストはご覧の通り非常に特徴があるものですが、これがダールのぶっ飛んだ内容と妙にマッチしていい味を出しています。

ダールの作品全てにこのイラストが登場します。(私の知る限りですが)気に入った方は最後まで飽きずに楽しめるのではないでしょうか。

まずサンプルを読んでみましょう

ご購入前には是非サンプルを読んでご自身の読書レベルに合っているかどうか確認することをオススメいたします。こうやって簡単に確認できるとは、良い時代になったものですね。

Audiobookで聞いてみよう

著者
Roald Dahl
ナレーター
Douglas Hodge
再生時間
3 時間 17 分
僕は日本語のAudiobookは聞くのが苦痛でしたが、Audible (オーディブル) で英語を聞いている時はなぜか苦痛ではありませんでした。勉強してるっていう気持ちになっているせいかもしれませんね。


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